2007年09月18日
セカンドオピニオン
最近よく聞きますね。自分の罹っている主治医ではなくて第3者の医師に診断や治療法の意見を聞くものです。ここで間違えてはいけないのはセカンドオピニオンはあくまで意見であり、そこで治療や入院はできないということです。通常主治医から紹介状や検査データをもらって行きます。最近色々な病院でセカンドオピニオン外来というものが開設されています。でも気軽に行くと大変です。セカンドオピニオンは健康保険の適応ではありませんから自費になります。料金も様々である大学病院では1時間4万円のところもありますし30分3千円の病院もあります。よく調べてから行ったほうがいいですね。患者さんにとっては主治医にセカンドオピニオンに行きたいと言い出すのはなかなか難しいものですし、医者によってはあからさまに嫌な顔をする場合もあります。でも今時セカンドオピニオンに嫌な顔をする医者は信用できない医者だと思っていいと思います。自分の病気を治すためですから勇気を出して言ってみましょう。でももう一つ問題があります。どの医者にセカンドオピニオンを聞いたらよいかという問題です。主治医に紹介された医者の場合は主治医と知り合いだったりすると客観的な意見が聞けないかも知れません。マスコミに取り上げられている医者も必ずしも専門ではない場合があります。インターネットで調べたり知り合いの医療関係者に尋ねるといいかもしれません。なかなか難しいものです。