2006年12月25日
フェデラーの小脳
2006年10月8日にAIGオープンの決勝戦に有明テニスの森へ行きました。スカッとした秋晴れで素敵なテニス日和でした。Tennis365のメンバーでAIGオープンへ行かれた方も多く、その頃のブログはフェデラーや、AIGで活躍した鈴木貴男選手、中村藍子選手の話題で持ちきりでした。そのときの写真を載せますが、私の顔の大写し(余計なものですが)の後ろに並んで立っているのがフェデラーとヘンマンです。試合前ですが仲が良さそうですね。自慢の写真になりそうです。
フェデラーは2006年10月30日現在で44勝をあげ世界ランク1位が143週も続いているそうです。テニスのことなら何でも知っているPinkyさんの「Pinky’s remark」によるとフェデラーの勝率は76.4%でピート・サンプラスが72.7%、あのジョン・マッケンローも71.3%、ビヨン・ボルグも70.5%で今までの誰よりも高い勝率です。それもそうですけどPinkyさんも凄いですね、情報の多さや取り入れ方の速さにいつもびっくりです。
話はフェデラーに戻りますが勝村政信さんのブログ「テニスボーイの憂鬱」には、「実物のフェデラーを見ると、長身のヘアーバンドしたタランティーノで、かなり細身で、手足も随分と細い感じ」と書いてあります。つまりひょろ長いのです。身長185cm、体重80KgでBMIは23で平均的でどこからあんなパワーが出るのか不思議なくらいです。私もそう思ったので、知り合いのテニス好き何人かにフェデラーはなぜ強いのか聞きました。答えは「体が柔らかい」「反応が速い」「運動神経が良い」など結局全てのバランスが良いという答えが殆どでした。別に「コートのマナーがよい」「性格が良い」という意見もありましたし、「飛びぬけてよいところを指摘できないけど強い」という意見もありました。そこでわがテニス365のオフィシャルブログからテニスのプロはどう見ているのか調べて見ました。「白戸仁流クリエイティブテニス」では「ラケットの端に当たっていても、ラケットがはじかれることも無く返せるリターンは腕の筋肉の強さ」「コンパクトなスイングにもかかわらず、あのスピードが出せるのも筋肉の働き」と筋力の強さを強調しています。「人情派中澤コーチの熱血テニス塾」では「打球後に次の所へ動いている」「全ての準備が早い(シンプル)」「時間の使い方とポジショニング」、つまり先を読む能力に感心しています。それぞれが別の部分を褒めていることからもやはり全てに優れていてどこが飛びぬけているとはいえないようです。
皆さんに聞いても結論がでなかったので結局私はフェデラーの凄いところは小脳に違いないと結論を出しました。小脳は頭の後ろのほうにあってバランスを取ったり、筋肉の動きを協調させて動作をスムーズに行う働きをしています。猫が高い塀から飛び降りても四足できちんと着地できるのは小脳の働きによるものです。運動神経が良いということは小脳の機能が高いということです。フェデラーが強いのも小脳の機能が優れているからだと言えます。
皆さんもフェデラーのようにすばらしいテニス選手になるためには小脳を鍛えないといけません。ここで小脳の鍛え方を少し紹介します。雑誌を頭に載せて片足で立って前かがみになる、つま先とかかとをつけて一本の線の上を歩く、後ろ歩きをするなどの練習が小脳を鍛えるといわれています。でも小脳を鍛えるのは本当は大変難しいものです。フェデラーは生まれつき小脳の天才なのだと思います。機会があったらMRIでフェデラーの小脳を是非見てみたいと思っています。
フェデラーは2006年10月30日現在で44勝をあげ世界ランク1位が143週も続いているそうです。テニスのことなら何でも知っているPinkyさんの「Pinky’s remark」によるとフェデラーの勝率は76.4%でピート・サンプラスが72.7%、あのジョン・マッケンローも71.3%、ビヨン・ボルグも70.5%で今までの誰よりも高い勝率です。それもそうですけどPinkyさんも凄いですね、情報の多さや取り入れ方の速さにいつもびっくりです。
話はフェデラーに戻りますが勝村政信さんのブログ「テニスボーイの憂鬱」には、「実物のフェデラーを見ると、長身のヘアーバンドしたタランティーノで、かなり細身で、手足も随分と細い感じ」と書いてあります。つまりひょろ長いのです。身長185cm、体重80KgでBMIは23で平均的でどこからあんなパワーが出るのか不思議なくらいです。私もそう思ったので、知り合いのテニス好き何人かにフェデラーはなぜ強いのか聞きました。答えは「体が柔らかい」「反応が速い」「運動神経が良い」など結局全てのバランスが良いという答えが殆どでした。別に「コートのマナーがよい」「性格が良い」という意見もありましたし、「飛びぬけてよいところを指摘できないけど強い」という意見もありました。そこでわがテニス365のオフィシャルブログからテニスのプロはどう見ているのか調べて見ました。「白戸仁流クリエイティブテニス」では「ラケットの端に当たっていても、ラケットがはじかれることも無く返せるリターンは腕の筋肉の強さ」「コンパクトなスイングにもかかわらず、あのスピードが出せるのも筋肉の働き」と筋力の強さを強調しています。「人情派中澤コーチの熱血テニス塾」では「打球後に次の所へ動いている」「全ての準備が早い(シンプル)」「時間の使い方とポジショニング」、つまり先を読む能力に感心しています。それぞれが別の部分を褒めていることからもやはり全てに優れていてどこが飛びぬけているとはいえないようです。
皆さんに聞いても結論がでなかったので結局私はフェデラーの凄いところは小脳に違いないと結論を出しました。小脳は頭の後ろのほうにあってバランスを取ったり、筋肉の動きを協調させて動作をスムーズに行う働きをしています。猫が高い塀から飛び降りても四足できちんと着地できるのは小脳の働きによるものです。運動神経が良いということは小脳の機能が高いということです。フェデラーが強いのも小脳の機能が優れているからだと言えます。
皆さんもフェデラーのようにすばらしいテニス選手になるためには小脳を鍛えないといけません。ここで小脳の鍛え方を少し紹介します。雑誌を頭に載せて片足で立って前かがみになる、つま先とかかとをつけて一本の線の上を歩く、後ろ歩きをするなどの練習が小脳を鍛えるといわれています。でも小脳を鍛えるのは本当は大変難しいものです。フェデラーは生まれつき小脳の天才なのだと思います。機会があったらMRIでフェデラーの小脳を是非見てみたいと思っています。
2006年12月11日
関西の医者は関西弁
前にも書きましたが去年ラジオにでました。脳腫瘍の話を毎日10分程度5日間話しました。
お相手は動物奇想天外のナレーションで有名な小島一慶さんです。TBSだったので全国放送かなと思ったら違って放送は関東地方、静岡、中部地方だけでした。
関西、山陽地域でも同じような番組があり関西地方の専門医が出演し妹尾和夫さん、高野あさおさんがパーソナリティーだそうです。
病気の話を聴いて自分も病院に行こうと思ったときに近くの病院の医師が出演していたほうが良いですから、地域ごとに別々の番組があっても不思議はないのですが、一応どうしてか聴いてみました。
理由は関西弁でした。
関西では関西弁で喋る医者のほうが信用されるのだそうです。ですから医者もパーソナリティーも関西弁を喋る人で放送しているというのです。
そういえば学会で関西系の医師と話していると随分患者さんとのコミュニケーションのとり方が違うなと思ったことがあったので、真偽の程は分かりませんが、そういうものかと納得しました。
関西の方で番組を聴いたことがあるかたは本当に関西弁なのか教えて下さい。
お相手は動物奇想天外のナレーションで有名な小島一慶さんです。TBSだったので全国放送かなと思ったら違って放送は関東地方、静岡、中部地方だけでした。
関西、山陽地域でも同じような番組があり関西地方の専門医が出演し妹尾和夫さん、高野あさおさんがパーソナリティーだそうです。
病気の話を聴いて自分も病院に行こうと思ったときに近くの病院の医師が出演していたほうが良いですから、地域ごとに別々の番組があっても不思議はないのですが、一応どうしてか聴いてみました。
理由は関西弁でした。
関西では関西弁で喋る医者のほうが信用されるのだそうです。ですから医者もパーソナリティーも関西弁を喋る人で放送しているというのです。
そういえば学会で関西系の医師と話していると随分患者さんとのコミュニケーションのとり方が違うなと思ったことがあったので、真偽の程は分かりませんが、そういうものかと納得しました。
関西の方で番組を聴いたことがあるかたは本当に関西弁なのか教えて下さい。