2007年06月25日
大流行のはしか
今年ははしかが大流行です。はしかは麻疹ともいいますが、はしかにかかると、38℃くらいの熱やせき、鼻水、白目の充血や目やになどが出てきます。数日後、頬の内側に白い斑点ができ、12日で頭部から全身へと赤い発疹が広がります。はしかはウイルス感染で接触してから発症するまでに8~12日間かかります。今年の問題は子どもだけでなく大人にもはしかが大流行していることです。はしかに罹った人の1000人に一人が脳炎を合併し、その場合15%の死亡率があります。大人がはしかに罹っても診断が難しいので肺炎や脳炎が重症化することがありますので要注意です。ではなぜ大人にはしかが流行するようになったのでしょうか。麻疹ワクチンは、だんだん効き目が落ちてきますが、今までは時々遭遇する麻疹ウイルスにさらされてそのたびに免疫が強くなってずっと免疫力が維持されてきたのです。でも最近でははしかの流行が少なくなり、ほとんど麻疹ウイルスに曝されなくなったため麻疹ワクチンは10年くらいしか効果がなくなってしまったそうです。ワクチンではなくて実際に子どもの頃はしかに罹っていると免疫力は生涯持続すると考えられています。はしかに罹ったことの無い人で医療機関や教師などの職業の人は麻疹抗体を測定して、陰性の場合はワクチン接種をしておいたほうがいいと思います。それとも一回はしかに罹ってしまえば安心ですね。
2007年06月11日
スピリチュアルな会話
最近流行の前世や守護霊の話ではありません。スピリチュアルな苦しみは「個人の人生に係わる問題、自分の存在に係わる問題」のことを言います。テニスに全力を注いでいても大切な試合に負けてしまうことがあります。後悔し、絶望し、将来がなくなったように感じてしまいます。そんな人に何て声を掛けたらいいのでしょう。スポーツばかりで無く、受験に落ちた子ども、失恋した友達、病気やがんを宣告された家族、うつ病になった部下など様々な場面で励まそうと思うことがあります。でもそんな時に頑張れと言ってはいけないと良く言われますよね。頑張ったのに結果が出なくて落ち込んでいるのに、更に頑張れといわれてもどうしていいかわからずに更に落ち込むのです。2006年3月の私のコラム「試合に負けてからが大切」にも書いていますが、絶望したときの心理は否認・怒り・取引・抑うつ・受容と変化すると言われています。受容にいたるまでには随分時間がかかります。そんな相手にこれからお話するスピリチュアルな会話が役に立つかもしれません。
試合に負けた友達にあなただったら次のどの言葉を掛けますか?
1.いつまでもくよくよしていても仕方ないじゃない。今度は大学で頑張ればいいのよ
2.よく頑張ったね。君は偉かった!自信を持っていこう!
3.本当に残念だったね。あと一歩だったのに俺も凄く悔しいよ
病気になった友達がこんなことを言っています。なんて答えますか?
「私なんか生きててもしょうがない。死んでも誰も悲しまないさ」
4.そんなこと言わないで頑張ろうよ
5.あなたが生きてるだけで、あなたの暖かい手を感じるだけで私は嬉しいの
6.そんなこと言ったらお母さんお父さんに悪いよ
人に相談されたことはありますか?相談を真剣に考えて理屈で説得しても、相手は聞く耳を持たず、一方的に話をして自分で結論を出してしまったことはありませんか?そういう時は相手はあなたに回答を求めているのではなくて、あなたに共感を求めているのです。苦しんでいる人も同じです、苦しみを理解してくれる人、共感してくれる人を求めています。ですからあなたは相手の話を良く聞いてあげて、時々相手の言葉を繰り返してあげます。相手が「そうだよ、そうなんだよ!」と言ってくれたら相手があなたのことを理解者だと思ってくれたと考えてよさそうです。そしてあなたが相手を大切に思っていることを知らせ、相手が誰かの役に立っていると実感できるように話をします。
そういうわけでスピリチュアルな会話では3を選びます。「悔しい」という気持ちを共感してあげることが大切です。また病気の友達には5と答えます。自分の存在が人を嬉しくさせて役に立っているんだと実感できるように話をします。いざと言うときに覚えておいてください。
試合に負けた友達にあなただったら次のどの言葉を掛けますか?
1.いつまでもくよくよしていても仕方ないじゃない。今度は大学で頑張ればいいのよ
2.よく頑張ったね。君は偉かった!自信を持っていこう!
3.本当に残念だったね。あと一歩だったのに俺も凄く悔しいよ
病気になった友達がこんなことを言っています。なんて答えますか?
「私なんか生きててもしょうがない。死んでも誰も悲しまないさ」
4.そんなこと言わないで頑張ろうよ
5.あなたが生きてるだけで、あなたの暖かい手を感じるだけで私は嬉しいの
6.そんなこと言ったらお母さんお父さんに悪いよ
人に相談されたことはありますか?相談を真剣に考えて理屈で説得しても、相手は聞く耳を持たず、一方的に話をして自分で結論を出してしまったことはありませんか?そういう時は相手はあなたに回答を求めているのではなくて、あなたに共感を求めているのです。苦しんでいる人も同じです、苦しみを理解してくれる人、共感してくれる人を求めています。ですからあなたは相手の話を良く聞いてあげて、時々相手の言葉を繰り返してあげます。相手が「そうだよ、そうなんだよ!」と言ってくれたら相手があなたのことを理解者だと思ってくれたと考えてよさそうです。そしてあなたが相手を大切に思っていることを知らせ、相手が誰かの役に立っていると実感できるように話をします。
そういうわけでスピリチュアルな会話では3を選びます。「悔しい」という気持ちを共感してあげることが大切です。また病気の友達には5と答えます。自分の存在が人を嬉しくさせて役に立っているんだと実感できるように話をします。いざと言うときに覚えておいてください。