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鈴木龍太のラケットを握った外科医


鈴木龍太プロフィール
医師 専門は脳神経外科
テニスは日曜のテニススクール歴4年ですが進歩なし、ダイエット効果もなし。
tennis365.netでコラム「ラケットを握った外科医」連載
http://www.webdoctor.ne.jp で「外科医の独り言」連載
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赤い顔の謎

テニス365の人気ブログ「友佳とまみ子のLove Tennis交換日記」で私に質問がありました。同じブログ仲間になった記念にお答えしようと思います。質問は「すぐに顔が赤くなって汗がでてしまいますどうしてでしょう」と勝手に解釈しましたが、多少違っていても許して下さいね。

顔が赤くなるのにはいくつか理由があります。お酒を飲むと血管が開いて身体があかくなります。また病気で熱がでたり暑い時など体温が高くなった時もそうです。暑くなくてもスポーツをすると筋肉から大量の熱が発生して体温が上がります。こういう時は抹消の血管が開いて汗がでます。汗がでることで熱が放散して体を冷やします。顔の皮膚は他の身体の皮膚よりも薄く、また顔には毛細血管が集中しているので血管が開くと血液の赤さが目立ち顔が赤くなります。赤さのもとは赤血球の中にある酸素と結合したヘモグロビンです。この現象は脳の真ん中の視床下部にある体温調節中枢でコントロールされているので誰にでも起こる現象です。汗をかかなくて熱が放散しないと脳温が上昇し、体温調節中枢が働かなくなり体温がどんどん上昇します。この状態が熱射病で、命に関わります。

赤い顔の謎

顔が赤いといえば北国で育った人のいわゆるりんごのホッペもそうですね。寒いところでは熱を逃がさないように体表血管が収縮しますが、外気に晒されている顔では皮膚の温度が下がり過ぎないように寒くても毛細血管が拡張しています。この状態で急に温かい部屋に入ると全身の体表血管が開き、顔の血管も更に開きます。それで顔がポットして頬が赤くなります。これを繰り返すと血管が縮む力をなくしていつも開いた状態になりりんごのホッペになるわけです。

顔の皮膚が薄い人ほど顔が赤く見えやすいということが分かりました。「面の皮が厚い」と言えばずうずうしい人や恥知らずの人の例えですね。全くその通りで、顔の皮膚が厚い人は顔色が変りにくいですから恥ずかしいことをしてもばれないで済みます。

ここまで読んできて皆さんは顔が赤くなるのはそればかりではないぞと思われたに違いありません。緊張したり、不安になったり、恥ずかしいことがあるとドキッとして心臓がバクバクして喉から飛び出そうな感じになり、顔が赤くなります。ひどい人では顔が真っ赤になって人前にでることが苦痛になってしまいます。この赤面がどうして起こるのかはまだ良く分かっていないのですが、セロトニンという脳内物質が関与しているという説がでてきています。緊張や不安なときになぜ赤面するのか別の機会にお話します。
コラム | 投稿者 鈴木龍太 11:24 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
顔の皮膚が薄い人ほど顔が赤く見えやすいということが分かりました
投稿者 malu 2011/03/12 12:45
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